Simple life*

見たこと聞こえたこと感じたこと思うまま

毎日の日課に家いじり

家の改装をはじめました。
お引越しすることになったので、今のおうち
ではなく、新しいおうちの改装です。
改装と言っても、大工事をするではなく、
自分たちでできる範囲で
壁やドアを変えていきます。
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とりあえず今はこんな感じで ”THE 和風” なので、
もうちょっと”洋”の要素もいれつつ
おしゃれな感じにしていく予定です。

田舎はご存知の通り、空き家が多くて、
持て余しているところがすぐ見つかる。
中には、トイレがないとかお風呂がないとか
住むにはちょっと手入れしないと・・・
っていう物件も多いんだけど、
たいていそういうところは好きなようにしていいよ
って言ってもらえる。
わたしの次の家は、今すぐにでも住めるんだけど、
自分のお気に入りの空間にしたいなってことで、
毎日少しずつ改装しています。
今はペンキ塗りで、毎日手が真っ白に・・・w

都会だと敷金礼金がうるさかったり、
出るときは原状回復とか、いろいろ大変だけど、
田舎はそういうわずらわしいのがほぼない。
大家さんと直接つながれば、家賃交渉なんかもしやすい。

あと、移住者用の住居を町が持ってたりもする。
これがまためちゃきれい!で、安い!
古民家でよければ、一軒家が都会の1ルームマンションと
同じくらいの家賃で借りられる。

と、田舎は住居に関しては、わりかし
お金をかけずに自由に住める。
(潔癖の人とか、きれいなとこじゃないと嫌!って人は別w)

ってなわけで、月々の家賃が低い分、
私たちは家の内装にお金をかけることにしました。
月末に完成予定。
どうなるかなーわたしにもわからないっ(^O^)

田舎らしい時間の使い方

田舎にいるのと都会にいるのとで、
時間の使い方が変わりました。

こっちでは、人に使う時間がとても増えた。
・・・いやいや、都会の方が人も多いし、
知り合いもいるでしょう。
というと、本当にその通りなんです。

正確にいうと、予期しない人に使う時間が増えた、かな。
例えば、回覧板回しに隣の家に行くとか、
町内の公園掃除や雑草抜きがあるとか、
散歩してたら人に会って、立ち話するとか。
この立ち話がまた長い笑
都会に比べて、人に会いに家に直接行くことが多いし
行ったらたいてい世間話してしまうし笑

でも、なんとなくその感じが好きで。
ちょっと行ってくる!が全然ちょっとじゃないことは多い。
これが田舎タイムという存在が現れる所以のひとつかもね。

前にも似たようなことを書いたけど、
田舎こそ人が好きでないと生きていきにくいな
ってひしひし感じます。

一大企画を終えて

『おむすびまつり』を終えました。
 
思えば7月。
それまでちゃんと話したこともなく、
顔見知りくらいだったじょーやさんに
「やりましょ!」と持ちかけたわたし、
それに「やろう!」とのってくれたじょーやさん。
それがすべてのはじまりでした。
 
そこから2ヶ月間、わたしはどのくらい
このお祭りに時間を費やしたのだろう。
主催者として、このお祭りを1から企画することは
大変だし、苦労するし、疲れる。
でも「絶対楽しい!」という何の根拠もない自信と
「やりたい!」が強くて、必死だった。
立ち上げて、人を集めて、メンバーに共有して、
あーやこーや言われ、練り直して、人も集めなおして、
また企画して、準備して、本番。
言葉で書くとこんなにも簡単なのに、
実際は本当に大変だったなあ。
いつのまにか1ヶ月経ってて、
気づいたら1週間前になってて、
やばいやばい!って焦ってたら本番になってた。
はやいはやい。
 
今回改めておもったのは、
ひとりではなにもできないなってこと。
日々の生活でもそうなんだけど、
何をするにも誰かの協力があったり、
助けられてたり・・・
見えるものと見えないものがあるから
ついつい意識から飛んでっちゃってることがあるけど、
この企画では終始それを感じさせられてた。
 
実はわたしの本音は「地域活性」とか「町おこし」
みたいなんはなくて、ただ「やったらたのしいやろうな」
でやってみただけだったりする・・・。
でも、古座川町に来てまだ半年の小娘が
こうやってでしゃばったことで、
たくさんの笑顔が生まれて、
人とのつながりが作られたってことは
なによりものしあわせで、よかったなと思うこと。
これからもいろんな人に助けられながら
挑戦していこう楽しんでいこう。
もちろん自分が助けられる部分は助けながら。
そうやって人生は巡っていくんだろう。
 

イキモノとイノチ

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この子は愛犬の”マルコ”
おじいちゃんみたいな顔してるけど、
本当にかわいいなって思います。
わんちゃん飼ってる人がどんなわんちゃんでも
「うちの子が1番よ!」っていう気持ちが
最近わかるようになりました。
この子はわたしの彼氏であり、癒しであり、子どもであり、
とっても大切な存在です。

今までは「死」が怖くて
ペットを飼うことができなかった・・・
でもマルは巡り合わせみたいな感じでうちに来て、
わたしも同じ家に来て、一緒に暮らしてるって感じで
わたしが「よし!飼おう!」ってなったわけじゃないけど、
でも今ではいてくれてよかったなって思います。

わんちゃんとこんなにも一緒に時間を共にしたことがなくて、
はじめは子犬だったこともあり、
なんか人形みたいだな、とか思ってた。
こんな小さい体にも命があって、心臓を動かして、
血が巡って、息をしてるんだってことが
なんとも不思議な感じがして・・・

たまに、ご飯をあげれなかったり、
散歩に行けなかったり、
お昼間は家に誰もいないからひとりで退屈してるだろうし、
この子は本当にしあわせなの?と思ったこともあります。
人みたいに、話せないし、何考えてるか、
もはや考えてるのかもわからないし、
でも必死で生きてて、この子にはこの子の一生があって、
それに大きく関わってる自分って思うと
マルがすごい愛しくて大切でありがとって思います。

自分の「生」とマルの「生」
一緒なような違うような・・・
よくわからないけど、生まれてきて、
うちに来てくれたことに感謝です。

今日はそんなマルとお昼寝。
でも、マルはお昼寝してるわたしのそばでうろちょろw
落ち着きなくて、顔を覗き込んでくる。
「遊ぼうよ」っていう顔で覗いてくる。
かわいいのなんの。
それで散歩に行ったらはりきって歩く。

そんな感じで今日もマルは生きてます。
わたしもその側で生きてました。

一生続かないって知ってるけど、
たまに投げやりになることもある。
それでもやっぱりまた気付いて、大切にする。

そんなもんなんだろうな、命って。

田舎だからこそ

新聞に自分の顔が載るなんて24年ぶりじゃないかな。
わたしが生まれた時、「今月生まれました」みたいな
ところに幼いわたしの顔写真が載ったことはあるはず。
 
今回は、おむすび祭りの企画をかぎつけて
取材に来てくださったみたいだけど、
いろいろと聞かれて最後に「何かコメントを!」という
ざっくりしすぎな質問をされ、とまどっていたら、
じゃあ写真を・・・ということで、「恥ずかしい」なんて
言ってる暇もなく写真を撮られて・・・
気づいたら白黒のわたしが載せられていた。

 

 

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それにしても新聞パワーはすごい。
載せてもらった次の日、何人かの知り合いの人に
「ぼぶちゃん載ってたね!」と言われ、
新聞の威力を知った。
田舎では、誰々の何々情報がすぐに回る。
だからわたしが祭りやるよ!って言って動いてると
そのことはすぐいろんな人に(勝手に)伝わってるし
ああ怖いなあ、って思うときもあります^^;
でも、そんなだから今回もこうやって新聞に
とりあげてもらえて・・・ありがたい。
 
何にでもそうだけど、良い面と嫌な面がある。
情報がすぐに回るという田舎のこの特徴は、
良いことも悪いこともすぐに回るということ。
つまり、素直に正直に人としてまっすぐに
生きていかなければやっていけない、
逆に出来る人にとってはとてもよい
環境であるのだなあと思います。
田舎でうまくやれる人こそ、
人間力のある人なんじゃないかなあ。

そんな風に思います。

野生動物と戦う

夜になると聞こえてくる
「キャンキャン」という声。
 
わんちゃんじゃないよ。
鹿の声。
 
畑の野菜を狙ってやってくる野生の動物たち
自然のものは動物が先か人が先かいつも競争
 
とはいえども、自分たちが頑張って育てている
お野菜たちを根こそぎ食べられるのは悲しい・・・
ので、今日は動物対策の柵立て。
 
支柱を1本1本立てて、
それにそって網を張っていく。
こんなかんじ。
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この一手間(どころじゃないけどw)がとっても大切
 
この手間をかけることで
収穫の喜びが一段と大きくなる
 
たいへんだけどね。
そんな生活の一部もいいかな
 

夏は避難

今日はおやすみ
 
おてんとさんはじりじりと照りつけ、
蝉はそれぞれの声で鳴き続ける。
 
暑いなあなんて思ったら
車を5分ほど走らせて避暑地へ。
家のすぐ近くに滝がある。
今日は愛犬マルも一緒に。
 
ひんやりした空気はほてった体を冷やし、
水の音は心を癒す。
 
これは夏だけの楽しみ。