Simple life*

見たこと聞こえたこと感じたこと思うまま

田舎での人付き合いがわたしに与えてくれること

「仕事やめました。」の報告をすると、
「お疲れ様」と声かけをしてくれる人がたくさん。
対面で伝えてくれる人、直接メッセージをくれる人、
電話をくれる人、花束を渡してくれる人・・・
いろんな方法で伝えてくれる心の形。
それがなんともあったかくて・・・

それも古座川町に来てから出会った人も多い。
早い人でも出会って1年・・・
本当にこっちの人はあたたかい。

逆に考えさせられる。
京都・大阪を拠点に活動していた時はどんな人間関係を築いていたんだろう。

人との出会いが楽しくて、いろんな人に出会いに行った。
その場限りの人もいれば、今でも連絡を取り合っている人もいる。
だけど、どんな距離感であっても、自分が素直に心をひらいている人は何人だろう。
何があっても助けたい!と思える人は何人だろう。
日頃から気になっている人は何人だろう。

人付き合いの年数は短くとも、自分の中で大きな存在の人は
圧倒的にこっちの人の方が多い気がする。

波乱万丈な人生を歩んでいる人、バリバリのキャリアを持っている人、
破天荒な行動で行きている人、裏社会で生きている人、
都会に行けば行くほど人の母体数が増える分、人の種類も増えておもしろいけれど、
田舎には人ひとりひとりの持つあたたかさや
相手にかける気持ちの重さが違う気がする。
それは社会の仕組みとしても仕方のないこと・・・
どちらが良いとかはなくて、きっとその人に合うものがある。
それが1番いい。
わたしにはこっちの生活や社会が合っている、それだけのこと。

今、都会で苦労したり悩んだりしている人は、
一度田舎に来て人と触れ合えばいいんじゃないかなあ。
たいていの悩みは直接的で無くても人間付き合いが関係しているので、
田舎で人との触れ合いを通していろんなことを学んだり気付いたりすれば
解決してしまう気がする・・・

人の有り難さは知っているつもりでいたけれど、
改めて痛感させられたのでした。