子どもとのコミュニケーションで意識したいこと
先日、子育て系の講座を受けまして、下記のようなことを知りました。
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《今の中学生以降の1/3が直面すること》
・107歳くらいまで生きるのが当たり前
→健康寿命も伸びて80〜90歳まで現役
・マニュアル化しやすい仕事はなくなり、今はない仕事に就く
・グローバル化が進み、世界が同時進行で動く
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わたしの子どもは3歳と5歳。
この子たちが大人になってから生きる世界なんて、想像できるはずもない。
もはや親(大人)は教える立場ではなく、共に学び続ける戦友でないとなんだかおかしなことになりそうだな。
とすると、わたしが子どもたちにできることと言えば、、、人間力を鍛えること。
実際、今の日本は世界トップレベルの健康・経済力・学力を持ってる。
一方で、自己肯定感、幸福度、読解力は最低基準。
外面は立派かもしれないけど、中身はへちょへちょ。
今の子どもたちがその現状をそのまま引き継いだとしたら、、、と考えると恐ろしい。
でも、そんな大人たちの中で育っていく子どもたちに「立派になれよ」
というのは酷すぎるし、その言葉に説得力もなにもない。
言ってる人たちがそうではないのだから。
そもそもそういう大人は、子どもに対して
どのようなコミュニケーションをとればよいのか?
どのようなアプローチをとればよいのか?
すら分からないんじゃなかろうか。
偉そうに書いてるけど、わたしもわからない。
試行錯誤のトライアンドエラーで反省ばかりの日々。
でも、講座で少しヒントを得たので、書き記す。
子育てにおけるキーワード。
⇨「自己肯定感」「やり抜く力」「自己決定」
①「自己肯定感」
うちの長女は自己肯定感が低そうな感じ。
間違いを指摘するとムスッとする。
できることは見て見て星人だけど、できないことはそっぽを向く。
自信のないことはやりたがらない。
この自己肯定感の育みにおいて重要なのは「完全需要」。
丸ごと受け止める、ということ。
ある事柄について、できたら褒める、
できなかったら残念がる・アドバイスをする
、、、これがバツ。
いや、ついついやっちゃうんだけどね。
子どもからしたら、できる自分を見せると喜んでもらえるけど、
できない自分はダメなんだって心理になる。ふむ、わかる。
とにかく「否定しない」ということ。
②「やり抜く力」
これはつまり継続力のこと。
うちの長女はモードに入ると、のめり込んですごい集中力を発揮する。
邪魔しようもんなら本気で怒ってくるし、だいすきなご飯でさえ後回しにすることもある。
けど、その状態こそがすごく大事で、夢中になってる状態を邪魔しない、ということ。
「ごはんできてるから」とか「お風呂入らないと」とか
ついつい親の都合で遮ってしまいがちだけど、
夢中を止めさせることを続けていると、本来100%のパワーで取り組んでいた姿勢が、
常に30〜40%のパワーで何事も取り組むようになってしまう。
(常にそれくらいだと、ストップがかけやすいから)
本来のパワーを発揮できないなんて、もったいなすぎる!
、、、とはいえ!
子どもが集中していることをずっとさせられる環境が常にあるわけでもないし、
やめさせないといけない場面ももちろんある。
そんな時に使うのが、、、
③「自己決定」
大人でもそうだけど、勝手に決められたルールを守るよりも、
自分も意見を出して決まったルールの方が守る気になろうとするとおもう。
子どもも同じで、自分が決めたことは実行に移しやすい。
上記の例に当てはまると、
集中している行為をいつやめるのか?を子ども自らが決める、ということ。
例えば、あと5分、とか、あと1つ完成したら、とか。
それが100%のパワーをだんだん落としていく、という練習につながる。
それが自己コントロールするということ。
それができると100%の集中力を失わずに、
さまざまな場面で臨機応変な対応が可能になる。
もちろん実際問題そんな簡単なものじゃないとおもう。
自分で決めたことでも守らないこともあるだろう。そんな時は叱るのか?
いや、どうしたらできるのか?を一緒に考える、ということやるだけ。
叱るのではなく教え諭す。
ということで、次に”褒める”と”叱る”のポイントをまとめる。
、、、のだけど、かなり長くなってきたので、次の記事にまとめます。